こんにちは。ツダヌマニアです。

今回は日本史学習シリーズ#0011、「強国を目指して(中編)」です。
前回に引き続き、知識を整理していきましょう!



※新政府が目指したこと
→国力を増し、日本の独立を守ること、そして欧米列強に追いつくこと
→様々な改革が必要であり、そのために財政の安定化が求められた。

地租改正
【背景】
歳入のほとんどが米であり、租税の率が地域によりまちまちであった。また米の相場は変動していた。
【改革】
不安定な歳入であったため、政府は土地制度と租税制度の改革へ
・田畑永代売買禁令を解く
・地価を定め地券を発行
・地主、自作農の土地所有権を認めた
1873地租改正条例
地租を地価の3%と定め、土地所有者に現金で納めさせる
→地租改正反対一揆しばしば起こる
【改革への反応】
1876三重・東海大一揆(伊勢暴動)
1877地租を2.5%に


外交
【対欧米】
1871岩倉使節団
不平等条約改正は失敗(近代国家としての諸制度が未整備だったため)
西洋文明を実際に観察したことによってその後の近代化に貢献した

【対朝鮮】
欧米諸国の朝鮮進出を恐れ、鎖国政策を取っていた朝鮮に強く開国を求めた
→拒否されると西郷隆盛、板垣退助らが武力を用いて開国させようとした(=征韓論)
1873欧米視察より戻った岩倉具視、大久保利通らは国内改革を優先し反対
→西郷隆盛、板垣退助、後藤象二郎、副島種臣、江藤新平の5人の参議が下野(=明治六年の政変)
1875江華島事件
1876日朝修好条規(江華条約)日本側が有利

【対清国】
1871日清修好条規
=日本にとって最初の対等条約
1874征台の役
1879琉球処分 琉球藩を廃して沖縄県設置

【対ロシア】
1875樺太・千島交換条約
→樺太はロシア千島列島は日本領




今回は日本史学習シリーズ#0011、「強国を目指して(中編)」でした。
いかがでしたか。参考になったでしょうか。 
 
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